Kannonzaki Nature Museum

真っ白い近代的な建物ですが、実は昭和28年開館の歴史ある博物館です。観音崎観光という会社が戦後観音崎にあった陸軍技術研究所の建物を利用して開館したのです。生物研究所を併設し真鯛の養殖などで名を馳せ、観光バスを連ねて観覧客が押し寄せるという時期もありました。タナゴの研究でも有名です。
しかし、その後経営難により閉館の危機に陥ったのですが、地元の支援などを受け、新たな組織を発足させ、平成元年、斜向かいに移転、リニューアルしたのです。これが現在の姿です。
観音崎の海と山の自然（動植物）だけでなく、背後にある横穴古墳を紹介する考古資料、変わったところでは、三浦半島に多い太平洋戦争中の横穴式地下壕に生息する水中生物の研究の展示などなど興味深いものがあります。展示だけでなく、観察会などやワークショップなども頻繁に開催する体験型の教育施設となっています。
観音崎に来たら一度覗いてみてください。面白いです。大人500円、子供300円です。

なんだかんだで初めて訪問しました。
思ったより展示物があり、個人的にはとても良い博物館でした!
のんびり観れて良かったです。
まさか土器まであるとは...

魚、昆虫、両生類などの生体から漁具やゴジラまで展示してある雑多な感じで、生体の水槽はパッと見しょぼく、展示説明がパネルではなく印刷物のラミネート加工などであるのも手作り感が出ている。しかし、展示されている生体にはヒメタイコウチやカワアナゴなど他の水族館類であまり見ない珍しいものが意外に多いし、後者は情報が常にアップデートされている証でもある。デートに向くタイプではないが、噛めば噛むほど味の出る良い施設かと。

子どもの頃からお世話になっている博物館です。YouTubeやInstagramなどのSNSにも力を入れています。写真は昨年のタガメ展のときのものですが、特設展示にも力を入れています。
以下、webページからの引用です。

公益社団法人 観音崎自然博物館は、1953年6月創立以降、神奈川県横須賀市の県立観音崎公園の中にあり、照葉樹の豊かな森と東京湾唯一の岩礁海岸に囲まれ、多様性に富んだ森と海の自然を有しています。当館では、観音崎から、東京湾集水域、三浦半島の自然を紹介し、人と自然をつなぐかけはしとなる博物館を目指しています。

当館では東京湾に流入する河川の源流部から黒潮の流入する東京湾口までの森と川と海の自然を、ひとまとまりの自然として「東京湾集水域」と位置づけ、東京湾集水域に焦点を当てた展示に力を入れています。また、観音崎が三浦半島の最東部に位置することから、「三浦半島」にも焦点を当てています。

館内の展示物は東京湾集水域および三浦半島の“リアルな自然と生態”をテーマとして、観音崎にある海藻季節の花々・草本・木本・磯の生物・昆虫・両生類・爬虫類などを展示しています。観覧者は、生物やその行動を見るだけでなく、香りを嗅いだり、触ったりと人間の感覚を全て使って“リアルな自然と生態”を体感できます。特にテラスのタッチプールでは生きたタコやウニ、ヒトデ、ナマコ、カニ、魚などに触ることができます。さらに、トウキョウサンショウウオや淡水魚で生きた二枚貝に卵を産むタナゴ類の仲間で国指定の天然記念物であるミヤコタナゴなど絶滅寸前の生物も見ることができます。

春から夏にかけては，観音崎の豊かな海の生物を水中メガネで観察する「磯の生物観察会」などを行っています。夏の夜には幻想的な発光生物ウミホタルやクワガタ・カブトムシの観察会も行っています。

また、観音崎に残っていた希少海岸植物を増殖し、博物館の庭への植栽事業や三浦半島における水生昆虫、両生類等、淡水域に生息する水生生物の調査もおこなっています。

ぜひ、“リアルな自然と生態”を体感しに来て下さい。

一月休日、客は三組くらい。子連れオンリー。売店には宝石やアンモナイトやウミウシレプリカが売られてた。可愛い。
学芸員さんみんなが動植物が大好きなのだとひしひしと伝わってくる素晴らしい展示。大人1人500円で入場ができた。
地域で見かけるけどこの鳥や草花はなんだろう？という疑問に答えてくれる。また行きたい。

希少な水生昆虫の展示。神奈川県では既に野生では絶滅しているものも展示されていました。

2022/10/30 特別展「クジラ」。写真の麻雀牌は、クジラの骨で作られていました。今でも材料さえあれば作ることが出来る職人さんがいるそうです。

隠れた超良スポットだと思います。
生物の展示も結構あるし、情報量がものすごいです。
生物展示の水槽前に椅子があるのも、じっくり観察できてとても嬉しい！！
なぜかコタツと漫画が用意された展示室もありｗ
もったいないくらい空いているので、小さなお子さま連れでものびのびと見れます。

最寄りの際はすぐ横に第五駐車場があるのでそこがよいとおもいます。料金は一回550円です。
小さめの博物館ですが他ではあまりみれないような深海魚や大王イカの標本、鮫の歯、などなどが観れて楽しめました。

小さい博物館です。
職員さん達の心がこもった展示や手書きの説明が癒やされるし、勉強になります。
小さい子でも楽しめる箇所もあります。

子どもと楽しめる博物館です！タッチプールが本格的で、魚、なまこ、ヒトデ、ウミウシが触れます、子ども大はしゃぎです！注意点は水量が多いので、上の洋服が濡れます。着替えあると存分に遊べます♫入館料(大人400円、未就学児は100円)以上の価値ありです。他の展示もよく、冬場のたこ展ではコタツがあり、とっても楽しかったです(^o^)

三浦半島の東の端の、海の直ぐ側にある小さな博物館。
海の生き物を中心に三浦半島の自然を紹介する展示をされています。
生き物や自然の素晴らしさ不思議さを紹介すると共に、昭和の公害問題に関するコーナーがあったり現在の外来種や海洋ごみの問題がいくつかの展示の中で言及されていたり、人の生活との関わりの視点をしっかり見せている点がとても良い博物館と感じます。
博物館にしては生体の展示が多いのも、海のそばの博物館らしくて楽しめるポイントです。

大人の入館料が500円で意外とお高い割に展示が素朴で味があります。いろいろな海の生物の標本が並んでいます。ボタンを押すとその生物が棲んでいる場所のランプが点灯するようなジオラマなんかありません。仕事を辞めたら標本を作り替えるボランティアとかやったら楽しいかもしれません。オオグソクムシが触れることのできる生物の水槽に沢山いました。こいつらは泳ぐときに腹を上にしてシャカシャカと水面まで上がってきます。指を出すとしっかりとつかまってはがすことができない、なんてことはありません。

小さな博物館ですが
中身がギュッと詰まった学びのある博物館です。
身近な生物の展示や触れ合える所も魅力的です。

幅広く周辺の自然や環境に対する活動が展示されていて良かったです。子どもに興味をもたせるきっかけ作りに丁度良いと思います。

裏のたたら浜はきれいな浜辺です。
観音崎公園とは遊歩道から隧道でつながっています。

小さな博物館だが、展示が多岐にわたっていて飽きさせない。海の生き物のタッチプールにはたまにグソクムシも入っていて驚かされる。
毎年面白いイベントがたくさん開催されているのも、他の博物館では見られない特徴。

三浦半島の自然を網羅してるので本当に面白いです。魚、動物、植物、昆虫が好きな人に強くお薦めしたい。

こじんまりとした施設です。
少し手作り感を感じますが、そんなところが好きです。
博物館に入ると、小さな広場が外にあり、天気が良いとハンモックがかけられています。低めですが、海からの風が気持ちいいです。
駐車場が、隣にあります。
近くにたたら浜というところがあり、そこもおすすめです。

小学生時代に課外学習的なノリで来て多分それ以来来てなかったので、久しぶりに訪れました。
とても懐かしかったです。
中はそれほど広くありませんが、魚たちにタッチできる水槽があり子供は楽しめるかと思います。
ただ、手を洗う水道がなく、バケツに水がためてあるだけなのでそれが残念です。
気になる人はトイレで手を洗うのが良いかと思います。

地元の生き物の展示が素晴らしく、普段博物館に行かない人もマニアックな人も楽しめる博物館です！ カワアナゴとチチブモドキの生体を展示している博物館は神奈川県にはここしかないかも...加えて、地元の生き物を対象とした調査研究、それらのアウトリーチもかなりされている印象です。