Zoho Temple

うちの菩提寺になるのですが…お墓参り、サボってて、すんまそん。

謎の錨の形のやつあります。

曹洞宗の寺院。少年時代の徳川家康が、今川家に人質に出される際に宿泊した事があるそうです。

蔵法寺は1200年前の平安時代の初期、真言宗寺院として開創されました。その後安土桃山時代末期の1598年、曹洞宗寺院となり現在に至ります。江戸時代には将軍の休憩所とされ、朱印地を下賜されていました。ご本尊の地蔵菩薩は千年以上も蔵法寺を守り続けています。

江戸時代初期の1645年、漁師により海中から引き上げられた潮見観音像は、秘仏として御厨子の中に安置して祀られ、60年に一度開帳されます。この潮見観音は宝永年間の大地震直前、白須賀宿に宿泊していた備前国岡山城主の池田綱政公の夢枕に立って警告し、即座に避難した池田公を白須賀の町を飲み込んだ大津波から救ったとされています。

潮見観音像の他、三十三観音や1618年に作られた雲板等で知られています。また遠州三十三観音札所でもあります。

平安時代790年ごろに前身となる寺が建てられ、慶長三年(1598)曹洞宗に改宗されてから法灯が絶えることなく現在に続いている。それより以前、徳川家康が竹千代と言われた天文十六年(1547)、今川氏の人質として駿府(現在の静岡市)に護送中の宿舎が蔵法寺だった。このことから将軍家の小休憩所に定められ、慶長八年(1603)将軍徳川家康より寺領として朱印地二十三石を受けた。これによって当時蔵法寺は大繁栄し、境内は街道を越えて遠州灘の海岸にまで接した。堂塔も幾十塔を数え、参勤大名の武士や小者の控所など大規模な建物も設けられていた。住職は将軍代替わりの度に、御朱印状書き替えのために江戸城までを往復した。その時の住職の乗り物である駕籠は、のぞき窓の簾が黄色の綾糸で編まれ装麗を極め、「黄のお駕籠」と言われ行列も美しく十万石の大名の格式を備えていた。現在将軍より与えられた朱印状の写し九通、御朱印状箱が残っている。

潮見観音は、今は秘仏として、この寺の本堂に安置されています。